ブログ運営の毎日の作業と言えば、
新規記事投稿
記事修正
の主に2つになってきます。
雑記ブログの場合には新規記事投稿がメインとなりますが、特化型ブログの場合だと遅かれ早かれネタ切れしてくるので、いずれは記事修正がメインとなってきます。
で、記事修正をする目的と言えば、
収益率アップ(広告の成約率アップ)
SEO評価のアップ
などになってきますが、SEO評価のアップについて実際にどのくらいの効果があるんでしょうか?
記事修正で順位が上がるケース|アドセンスブログ
「ブログに投稿した記事を修正したら順位が上がった!」
といった記事を見かけることがあります。
もしくはアクセスの集まらないSEO評価の低い記事を削除していったら順位が上がった、というケースもちらほら見かけます。
記事修正することで順位が上がってアクセス数が増えることがあるようですが、僕の個人的な体験ではそれほど効果ないと考えて良いと思っています。
これまで何百という記事を修正してきましたが、それで数字ではっきりとわかるほどアクセス数が伸びたこともなければ、検索順位が上がったことありません。
では記事修正で順位が上がるとしたら、どんなケースなのかというと、僕の推測も混ざりますが
元々の記事がひどすぎる
場合のようです。
「元々の記事がひどすぎる」とは具体的にどんな記事なのかというと、
・記事タイトルにキーワードがない
・記事本文にキーワードがない
とにかくキーワードが圧倒的に不足しているケースです。
まず「記事タイトルにキーワードがない」というのはSEOでは致命的なミスではありますが、意外とやっちゃいがちだったりします。
どんなミスが考えられるかというと、
・キーワードの入力ミス
・キーワードの別表現
といったケースです。
「キーワードの入力ミス」でありがちなのは苗字が「菊地」さんを誤変換して「菊池」さんにしていたり、カタカナの濁音「〃」と「○」を書き間違えていたり。
例えば「ニーズ」を書くべきところを「ニース」としてもカタカナにスムーズに変換されてしまうため、入力ミスしていることに気づかないことがあります。
「記事本文にキーワードがない」というのは、「これ」とか「彼」とか代名詞を使っちゃっているケースですね。
他にもキーワードの入力ミスだったり、キーワードを省略して書いちゃうようなケースです。
例えば「松本人志」というキーワードとその関連キーワードで上位表示を狙うなら、記事本文ではしつこいくらい「松本人志」とフルネームで表記しなければいけないのに、
「松本さん」
「松っちゃん」
みたいに書いてしまうケースです。
こんな感じで、記事タイトルから記事本文までキーワードがほとんどない場合に、キーワードをゴリゴリに増やす方針で記事修正をすると順位が目に見えて上がる可能性は高いでしょう。
記事修正でそう簡単に順位は上がらない
ブログに投稿している記事をすべて見直して、記事修正から2,3か月したらアクセス数が○%伸びた!といった事例を紹介しているブログは少なくありません。
ただ、記事修正をすることでサイト滞在時間や平均PV、直帰率なんかが劇的に改善され足りしなければ、順位が上がってアクセス数が伸びるようなことはないでしょう。
つまり、キーワード出現率が極めて低い場合と同じく、もともとの記事がよっぽどひどい状態でもなければ、記事修正をしても徒労に終わってしまいます。
それならばやはり優先すべきなのが新規記事投稿で、特化型ブログに対して雑記ブログの場合、基本的にネタ切れすることがありません。
新規記事投稿を続けていれば、過去に投稿した記事もサイドバーで「新着記事」を表示させるようにしておけば、検索エンジンとしてはそのページは更新されているという風にみなしてくれます。
更新を継続するというのも間違いなくSEOではプラス評価されるポイントで、個人的には記事修正なんかよりもずっと高いSEO効果があるとみています。
僕自身、雑記ブログの更新を続けることでブログの評価が上がってきた(ちょっと難易度が高めのキーワードでも上位表示されるようになってきた)し、これまで1000ブログ以上を分析してきた結果、1年後も生き残っているブログの9割以上が、新規記事投稿を継続していた雑記ブログ。
新規記事投稿に勝るものはないという結論に至っています。