アドセンスブログに限った話ではなく、HTMLサイトでもwordpressでも文字装飾ができます。
HTMLには様々な文字装飾タグが用意されていて、色を変えたり太文字にしたり、アンダーライン(下線)を引いたりすることができます。
文字装飾の使い方は?ブログ記事の書き方
HTMLの文字装飾タグには、
bタグ 太字にする
iタグ イタリック体にする
sタグ、strikeタグ 取り消し線を引く
emタグ strongタグ 強調する(太字にする)
uタグ 下線を引く
などなどがあります。
他にも、spanタグで
文字色を変える color属性
書体を変える font-family属性
背景色を変える background属性
といったタグもあり、officeのwordやパワーポイントでの文書作成に慣れていたら、その感覚をブログ記事の文字装飾にも応用ができそうです。
ブログに文字装飾は不要、もしくは必要最小限に。
ただ個人的には、ブログに文字装飾は基本的に不要だと考えています。
理由をあげると、
・文章がかえって読みづらくなる
・文字装飾を考える時間がもったいない
・HTMLソースが重くなる
といった点があります。
文字装飾はブログのデザインと同じくらい、こだわり始めると際限がなくなっていきます。
「こんな文字装飾にすると読みやすい!」という答えがあるわけじゃないので、自分の好みと感覚で文字装飾をしていくことになります。
文字装飾について悩み始めると、どこでどんな風に文字装飾を使えば良いのか分からなくなっていき迷走することになります。
結局は、自分で文字装飾のルールを考えなければいけないものの、そのルールを決めるのにも意外と時間が取られてしまうものです。
そんなところで時間を使うなら、記事を1つでも多く追加するほうに労力を回すほうが建設的でしょう。
「文字装飾を考える時間がもったいない」わけです。
そして文字装飾をすることでHTMLソースが重くなります。
bタグとかiタグくらいならそれほど影響はないでしょうが、背景色を変えたり文字色を変える場合、タグ自体の文字数が増えてしまいます。
wordpressでブログを作ると、もともと「これは一体、何の意味があるタグなんだろう?」っていうのが大量に使用されています。
wordpressは手軽に導入できる分、手打ちでwebサイトを作るより実はHTMLソースが重くなりがちなんです。
HTMLソースが重くなると、ページの表示速度が遅くなってしまうため訪問者の直帰率が高くなるなどSEOでは不利になる危険があります。
文字装飾をやりすぎると、HTMLソースをさらに重くしてしまうことになるので、文字装飾は基本的に不要。わざわざ時間をかけてやる必要はないでしょう。
文字装飾をするなら記事更新で使うのがおすすめ
文字装飾をするなら、記事を追加する時よりも、記事を更新するときにするほうが良いんじゃないでしょうか。
記事を更新するとしたら、基本的にアクセスがソコソコある記事のはずです。
より多くの人の目に触れる記事であれば、文字装飾をすることで読みやすさを高めることはSEOの点から大いに意味があります。
サイトの滞在時間が長くなるし、内部ページへの誘導もできれば平均PVも増えてSEOではプラスの材料となります。
記事更新では別に文章を追加しなくても、文字装飾でタグを追加しただけでも、検索エンジンは「記事が更新された」と認識してくれるようです。
最近の傾向として、検索エンジンは更新頻度が低いとSEOではマイナス材料としている節もあるので、文字装飾をするなら記事更新のタイミングがおすすめです。